平素より「児童発達支援・放課後等デイサービス Raphael 」をご愛顧いただきまして誠に有り難うございます。

【３月２４日（日）】
第８６回 Raphael REAL職業体験（ファーストフード業界Ver.）『日本マクドナルド株式会社～マックアドベンチャー（ハッピーセット作りetc.）～ in 多摩ニュータウン通り店（FC店舗）』のご案内でございます。

今回のＲＥＡＬ職業体験は、『キャリア教育』の一環として、「マック」の愛称でお馴染みの、『日本マクドナルド株式会社（ＦＣ店舗：多摩ニュータウン通り店）』様に訪問して、『マックアドベンチャー』を開催致します。

マックアドベンチャーでは、ＲＥＡＬ『１.ハッピーセット作り（ハンバーガー、ポテト、ジュース）』、『２.キッチン＆バックヤード探索』、『３.レジ体験（ＰＯＳシステム）』、『４.お客様へのご挨拶体験』、『５.店舗スタッフの方へのインタビュー』等、マクドナルド様ならではの『ワクワクとドキドキのＲＥＡＬお仕事体験』をすることができます。

【今回のプログラム概要】
１. オリエンテーション（アイスブレイクを含む）
・マクドナルド様「ご担当者様よりご挨拶（注意事項等のご説明）」
・Raphaelのお子様「自己紹介（Social Skills Training）」
・お着替え「マクドナルド様のユニフォームを着用」

２.ＲＥＡＬキッチン＆バックヤード見学
・通常では立ち入ることができない、キッチンやバックヤードを見学して、マクドナルドの秘密「巨大な機械や未知なる器具」に迫ることができます。

３.ＲＥＡＬお仕事体験（ハッピーセット作り）
（１）営業中の店舗キッチンで、「ハンバーガーorチーズバーガー」を作ることができます。
⇒（料金同額）お好みの種類を選択していただくことが可能です。
［ハンバーガーの具材］
・バンズ（パン）、パティ（肉）、ケチャップ、マスタード、オニオン、ピクルス
※チーズバーガーを選択された場合、上記具材に「スライスチーズ」が追加となります。

（２）Ｓサイズのポテト作り
⇒作業工程で火傷等のリスクがある為、危険を伴わない範囲内となります。

（３）Ｓサイズのジュース作り
⇒下記ジュースメニューから選択可能です。
［ジュースのメニュー］
・コーラ、スプライト、ファンタグレープ、ファンタメロン、Ｑｏｏすっきり白ブドウ、爽健美茶、野菜生活、ミニッツメイドオレンジ、マックシェイク

４.ＲＥＡＬレジ体験（ＰＯＳシステム）
⇒通常では実施されていない、「Raphaelのお子様限定」の特別プログラムです。
（注）一般のお客様ではなく、Raphaelのお子様同士で、「レジ係（注文受付）」と「お客様（注文体験）」に別れて取り組みます。又、お子様の金銭授受は行いませんのでご安心ください。

５.ＲＥＡＬ店舗スタッフの方にインタビュー
⇒通常では実施されていない、「Raphaelのお子様限定」の特別プログラム（Social Skills Training）です。
・お子様が作られたハッピーセットを召し上がっていただきながら、「Raphaelのお子様協議会」で協議立案された質問事項をインタビューしていただきます。

【テーマ＆目的】
今回のテーマは『キャリア教育（ファーストフード業界Ver.）』です。国内外におけるファーストフード業界（ハンバーガーショップ）で、最も認知度が高く、企業の『サステナビリティ』、特に『ＤＥ＆Ｉ（ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン）』に対する取り組みや制度が確立されている「日本マクドナルド株式会社」様の「多摩ニュータウン通り店（ＦＣ店舗）」で、働くことの意義を学ぶこと（共生社会への参加）、自分の可能性（自己肯定感）を育むことを目的としています。新しいことへの挑戦には、その前提に「学び」が必要であることから「３月１１日（月）～３月２３日（土）」の期間中、ご参加の有無に関わらず「Social Skills Training」の一環として、毎日異なるテーマで、「お子様協議会（質問事項の協議立案）」、「自己紹介の練習」、「マクドナルドに関するクイズ」等を実施致します。お子様協議会につきましては、「自分の考えや意見を発言すること」、「相手の意見を尊重すること」で、コミュニケーション能力の向上を図ることも目的としています。

※『キャリア教育』、『ＤＥ＆Ｉ（（ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン）』に関しては、ＨＵＧマイページ（活動記録）にて公表しています。

【キャリア教育の必要性と意義（文部科学省）】
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/06/16/1306818_04.pdf

【ＤＥ＆Ｉ（ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン）とは？】
・「Diversity（ダイバーシティ＝多様性）」、「 Equity（エクイティ＝公平性）」、「Inclusion（インクルージョン＝包括性）」の頭文字を取った略語です。

企業理念や教育理念などに『多様性、公平性、包括性』を取り入れて、公平な機会の下、多様な人材が、互いに尊重して、各自が力を発揮できる環境を実現するという概念です。

［D：ダイバーシティ／Diversity（多様性）］
・ダイバーシティ（Diversity）とは、「性別、年齢、人種や国籍、言語、宗教や信条、障がいの有無」等に加え、文化や価値観なども含めた多様性のことです。ビジネスにおいては、多種多様な個性を尊重し、取り入れることによって組織の成長やスキルアップ、個々の幸福の追求を同時に目指すことを意味します。

・ダイバーシティは「２種類」あります。
１.「表層的なダイバーシティ」は、人種や性別など、外見的にもわかりやすい多様性を指します。
２.「深層的なダイバーシティ」は、価値観や考え方、働き方など、識別しづらい多様性を指します。

［E：エクイティ／Equity（公平性）］
・エクイティ（Equity）とは、「待遇、機会、昇進」等について、公平性を担保することを目指すものです。全ての従業員に同じ機会を与えて平等にするのではなく、個々のニーズに合わせて機会や情報を提供し、平等な「結果」が得られるようにします。

［Ｉ：インクルージョン／Inclusion（包括性・受容性）］
・インクルージョン（Inclusion）とは、組織に多様な人材が存在しているだけではなく、それぞれが持つ独自の価値観や考え方が認められ、組織に活かされていることを表します。一人ひとりが、自分の「居場所」があると実感できている職場で、「尊重されている」と認識できている状態です。

【Equity（公平性）とEquality（平等）の違い】
・ここでの公平性とは、「さまざまな情報や機会へのアクセスを全ての人に公平に保証すること」を意味します。ＤＥ＆Ｉは、そもそも社会には不平等な構造があり、誰もが同じスタートラインに立っているわけではないことを前提としています。

・すべての人に同じツールやリソースを提供するのではなく、一人ひとりの違いや状況に配慮して提供し、公平になる環境を整備することで、多様性と包括性のある組織にしていこうという考え方です。

・Equity（公平性）を実現するためには、Equality（平等）との『違い』を充分に理解しておく必要があります。

・例えば、１５０ｃｍの塀を前に「身長１８０ｃｍのＡさん」、「１５０ｃｍのＢさん」、「１２０ｃｍのＣさん」が立っているとすると、この時点で塀の向こうの景色を見られるのはＡさんのみです。

・高さ３０ｃｍの台を全員に１つずつ「平等」に与えると、Ａさん（２１０ｃｍ）は高い視点から余裕をもって塀の向こうを見渡せ、Ｂさん（１８０ｃｍ）も景色を見られるようになるものの、Ｃさん（１５０ｃｍ）は変わらず塀の向こうを見ることはできません。

しかし、Ｂさんに高さ３０ｃｍの台を１つ、Ｃさんには台を２つに与えると、全員の頭の高さが１８０ｃｍで並び「公平」に塀の向こうの景色を見られるようになります。

これが、Equity（公平性）とEquality（平等）の違いです。

【日本マクドナルド企業情報】
［サステナビリティ（ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン）］
https://www.mcdonalds.co.jp/sustainability/people/

［IR決算情報：２０２３年１２月期）］
https://ircms.irstreet.com/contents/data_file.php?template=1545&brand=74&data=406495&filename=pdf_file.pdf